人前で何かを表現したり、意見を言ったり、どこかで自分を表現することって本当に勇気のいることだと思いませんか?

どう思われるだろう?
どう評価されるだろう?
バカにされないだろうか?
嫌われないだろうか?

ネガティブな方向に想像してしまうとすごく怖くなってしまいます・・・

そんな時思い出して欲しい3つのことがあります。


思い出して欲しいこと

『2:6:2』の法則


一つ目は、僕が若い頃に先輩から聞いた『2:6:2』の法則のこと。

その頃、営業職だった僕は、会議で自分の意見を言うわけでもなく、
仕事にもおっかなびっくりな感じで、先輩にはすごく消極的に見えていたのだと思う。

「吉原、お前が何かを表現したり行動したりするとするだろう。そしてそれを見ている人が10人いたとしたら・・・」

●きっと、2人はお前に【好感】を持ってくれる。
●でも、2人はお前のことをあまり【良く思わない】。
●そして、残りの6人は【何とも思わない】なんだ。

と言う話。


法則や数字が確かなのかわからなかったが、僕が腑に落ちたのは、自分自身の心も外の世界を見ている時同じ比率なんだという先輩の話だった。
当時、メディアといえばテレビが主流だったがそこに出ている歌手や芸能人を見ている時、全員に好感を持っているわけでななかった。

【好き】になるのは2割くらい、2割の人はどちらか言うと【嫌い】、そして残りはなんとも思ってない【あまり関心がない】。

確かに自分の心の中はそうだった。
自分が周りの世界を見ていて自然にそんな比率になるのなら、自分の周りの人もきっとそうなのだろうと思えた。


『2:6:2』の法則。

そのことを思い出すと『すべての人に良く思われないといけない』と言う固くなった気持ちを少し緩める事が出来るのではないだろうか。


2:6:4の法則

『いい子の殻』を破って自分が生れる


それでもまだ自分が評価されたり批判されたりしたらどうしよう?という気持ちに負けてしまいそうになる時もある。

もちろん、批判の中にはあなたにより良くなって欲しいという想いを持っている人の言葉もあります。
あなたの先生だったり、上司だったり、あなたを応援する気持ちを持っている友人だったり。


また僕たちは、自分を表現したり、本当の自分という個性を見つけていく過程で『いい子の殻』を破って抜け出して行く。
そんな過程が必要な時があるのです。
それは僕たちの心が、親の評価や期待と言う『いい子の殻』から抜け出して自分というもの確立して来たように。

例えばそれは・・・

自分の着たい服。
聴きたい音楽。
生き方。
大切にしたいもの。
夢や進路もそうだった。

親の評価や期待よりも、自分の本当にしたいことを大切にする事で『自分』というものが確立して来た。

自分を表現するも・・・ある時、向かい風に立ち向かわないといけない時があるではないだろうか。


あなたがあなた自身になる。
あなたの本当の幸せを見つける。
あなたの『個性』を表現する。

その時、

周りの批判や無関心という反応があっても、その殻を破って、自分を、自分の表現したいものを表現する。
そんな勇気があなたの『個性』や『あなたらしさ』を確立していく。

今、見えないかも知れないけれどそんなあなたを応援してくれている人が必ずいる。


いい子の殻を破って

何を誰に伝えたいのだろう


最後に・・・思い出して欲しいのは、
あなたは何のために表現しようとしているのか?
心の深い所であなたが想っている目的を思い出して欲しい。

今、人生で行き詰っている人に希望を与えたい。
友達の中に入っていけない子供に勇気を与えたい。
大自然を見て感じる感動を伝えたい。
今どこかで立ち尽くしている人に寄り添いたい。
人を愛することの喜びを伝えたい。
皆、一生懸命生きようとしていることを伝えたい。
皆、一緒なんだということを伝えたい。


あなたが感じている『何を』・・・
あなたが感じていることを『誰に』・・・

伝えたいのか?を思い出して欲しい。

あなたの言葉だから伝わる。
あなたの心から生まれた創造だから感じる。
あなたの表現だから伝えることが出来る。

誰かがあなたの表現に触れて・・・

何かを感じることが出来たなら、あなたの『表現』は成功なのではないだろうか。


何を誰に伝える

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