パートナーとは
夫婦でも仕事の関係でも、
共に人生を生きたり、同じ目的を持って歩む、
そんな存在や相手のことをパートナーと呼びます。
旅をしたり、映画を観たり、美味しいものを食べたり、
同じ楽しみを「楽しいね」「美味しいね」と共感しながら体験出来る事も、
ひとつの目的を達成出来たり、事業を成功させたりして、
同じ喜びを共に分かち合える事も、
二人で一緒に居るからこそ経験出来る幸せです。
また楽しみや成功だけではなく、
そこに至る道のりで経験する苦労や不安を励まし支え合えるのも、
誰かと共に歩んでいるからこそ出来る事です。
パートナーとの関係とは、
人生で経験する楽しみや喜びを何倍にも膨らまし、
不安や苦しみを何分の一にも小さくし、
人生やヴィジョンに向かって、
力強く回る対になった二つの車輪の様なものです。
ただ時には、この車輪が上手く回らず前に進めなくなってしまう事もあります。
お互いの幸せを喜び合えない気持ちになってしまったり、
それぞれの目的を応援し合えない心境になったり、
共に目指した成功が途方もなく遠くに感じる時、
相手が信じられなくなったり、
相手のせいにしたくなったり etc.
そうなると二人で居る事に意味を見い出せなくなり、
相手の存在が疎ましく感じたり、
一人の方が楽で上手く行く様に思ってしまいます。
そしてそんな気持ちが大きくなったり、
お互いがもう違う目的地を目指している事に気付いたら、
夫婦であれば離婚、仕事であれば独立という新たな生き方に繋がる事もあるでしょう。
その機会が訪れているかも知れない事も否めないです。
でも一方で、どんなパートナーとの関係でも、
二人の関係性が成熟していく過程で何度か経験する時間とも言えます。
もし今、離婚や独立のタイミングではないなあと思うなら、
もう少し先を読み進めて見てください。
車輪が回らなくなってしまった時、
僕たちの心の目は目的や成功ではなく、
相手の方に向いてしまっている事が多いです。
相手の間違いや出来ない事ばかりに目が行ってしまっていたり、
自分の正しさをだけを主張して、相手の誤りを正そうとしたり、
相手の個性や考え方の違いを否定したり、
パートナーの問題ばかりに目が行っている事に気付くでしょう。
車輪が相手の方に向いてしまっていると前には進めません。
少し二人の関係がうまく行っている瞬間の事を思い出して見てください。
今度行く旅行のパンフレットを二人で見ている時、
二人で将来の夢を語っている時、
事業が成功した時の事を二人で想像してわくわくしている時、
二人が一緒に”行きたい場所”や”目的”を見ている時、
自然にお互いの距離は近づき二人は横に並んで歩いているのです。
これがパートナーシップの良い関係の時のポイントです。
○相手の問題ではなく、
二人が共に行こうとしている目的地に目を向けている。
でも、今一緒に居られなかったり、
同じ目的地を見つけられない時はどうしたら良いのでしょう。
その時もやはり相手の問題を見てしまっている自分に気付き、
そして自分の目的や幸せに目を向け直します。
もちろんこの時は、相手と共に同じ目的を見る事は出来ません。
でもあなたが本来自分が求めている真なる目的地に目を向けて歩き出すと、
必ず相手も自分の人生を前に進み出します。
その時、お互いに動き出した車輪は、
もう一度共通の目的地を見つけるかも知れないし、
またあなたのことを本当に応援していてくれている事に気付けるかも知れません。
○自分の行きたい目的地に向かって歩き出す。
そして最後に、パートナーという存在は、
あなたが人生で成功するために”必要なものを”いつも見せてくれています。
相手を『わがままだなあ』と思うなら、あなたがもう少し『自分本位』になる事が。
相手が『依存的だ』と見えるなら、あなたがもう少し『人に頼る』事を。
相手が『臆病だ』と思うなら、あなたがもう少し『慎重さ』を意識する事。
それがあなたが未だ手に出来ていない分野の成功を、
手にするために”必要なもの”なのです。
成功するためにはあなたとパートナーその両方の力が必要なのです。
パートナーそれは、お互いがもっと幸せになるために、
出会う事を約束して生まれて来た存在です。