多くの夫婦が、相手を誰よりも愛しく感じ、そして相手を最高に幸せにしたいと言う”想い”を胸に結婚に至たります。



こんにちは、夫婦カウンセラーの吉原です。

今年で結婚して22年になります。

僕はものすごく上手に、素晴らしく、夫婦生活を送れているので夫婦カウンセラーになった。

わけではまったくありません。

日々傷ついたり、悩んだり、考えながら、夫婦の関係を一歩一歩・・・今もよちよちと歩き続けている。

喧嘩や口論もめずらしい事ではまったくありません。

口論のあとにどちらかが歩み寄って、自分の間違っていた事を認め謝罪し抱きしめ合う事も、ない。

はげしい喧嘩のあとには、嫌な感情を抱え、もう、やっぱり無理なのかな…って長い時間考えます。




ただ相手のことを許せなくなったり、相手を責める気持ちで心の中がいっぱいになった後・・・




しばらくしてから自分の心の中に”あるもの”にふと気付くことがある。


『 罪悪感 』!


はぁ~~?(怒)って感じたそこのあなた! ちょっとだけ想像してみて欲しい。

自分が愛そのもので、神様にも完全に愛されていると知っている天使がいたとして、


誰かがその天使に向かって、

『お前の言う事に耳を傾けても、ちっとも幸せになんかなれへんやんけ~~(怒)』って怒鳴ったとしたら、

天使はどうするだろう?

『なに言うてんねん(怒)俺の言うたことちゃんと行動せえへんお前が悪いんやろ~~~っっ(怒)』って怒鳴り返すかな?って・・・笑


自分が完璧だと知っている天使は、きっと穏やかにもう一度相手の話をじっくり聞いてあげるような気がしませんか?

そう、相手を責めたくなるのは、

心のどこかで自分の力足らずさを感じていたり、自分を責める『罪悪感』を感じているからなんだと。


罪悪感


罪悪感・・・

その感情のことを語り出すとすごく長くなるのでここでは少し割愛しますが、

僕たち人が誰もが持っている心の『痛み』です。

一番心の浅い所【顕在意識】には、今目の前の相手を『幸せにしてあげられていない』と感じている罪悪感。

それよりも少し深い所【潜在意識】では、親を助けられなかった、希望を叶えてあげられなかったなどの過去に感じた罪悪感。

もっと深い【無意識】に近い所で感じているのは、神様との約束を守れていないというような自分の存在に対して感じる罪悪感。

ひとつだけ覚えておいて頂きたいのは、

『罪悪感』は、誰かを幸せにしたい、助けたい、喜ばしてあげたいという『愛』の感情があるからこそ感じる痛みだと言う事。

ただ、誰もが感じることがとても嫌だと思う感情で、僕たちはそれを感じないで済むように自分以外の人を責めたくなる。のです。



今は、その一番気づきやすい浅い所にある罪悪感のことだけを考えられたらいい。

僕たちの心の中には、相手のことを誰よりも、最高に幸せにしてあげたい。

そんな気持ちが心の中にまだまだ残っているのです。

だから、相手が不機嫌なこと、文句を口にする時、そして幸せそうに見えない時・・・心の中でうずくのです。

『幸せにしてあげられていない』って。

そしてさっきの天使のように『お前が悪い-----』ってなってしまう。


喧嘩


喧嘩・・・

最近僕は、喧嘩のあとにこの事を思い出すと”自分自身”に向かってこう言ってあげます。

『よく頑張ってるで---』『一生懸命、本当によくやってるで---』って。笑

あなたも一度試してみてください。結構効果は大ですよ!


”喧嘩のあとのおまじない”


頑張ってるのは嘘じゃない、ほんとに頑張っているんだから。

よちよち(笑)と、いっしょに歩き続けましょう!

そしていつか、本当に神様がよく頑張ったなぁ--って言ってくれてるような素敵な日が必ず来るから。


おまじない


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