先日、家族で温泉に行ってきました。


毎日毎日、寝る前に旅館のHPを眺めたり・・・
旅先のガイドブックを読みふけったり・・・
夫婦の会話は、旅行の話一色です(笑)


僕達が興奮するものだから、
子供も、何かそわそわしてしまいます。


出発の日、週間天気予報を覆してすっごく良い天気!
車のトランクにいっぱいの荷物を詰め込んで、

「温泉のお湯はどんなだろう?」
「おししいもの食べられるかな?」
「何して遊べるのかな?」


家族三人、それぞれの”わくわく”を抱いての旅行です!


源泉掛け流しの温泉の湯は、評判どおりすごいお湯でした!
黄金色に輝く温泉に身体を沈めながら、
一人イメージワークに浸っていたかはともかく(笑)


料理もばつぐん! 海も綺麗! 温泉も最高!!の
家族旅行だったのです。


・・・がっ!


旅行って不思議なものですよね・・・


夫婦が朝から晩まで、ずっと一緒に過しているわけで、
また見知らぬ旅先で、何を観に行くか?何を食べるか?
短い時間に決断していかなければなりません。


普段の夫婦生活が、ぎゅっと凝縮されているわけで・・・


普段の生活で、お互いが気付かないでいる感情を強く感じたり、
普段がまんしている気持ちが、溢れ出て来たりもするわけです。


当然のことながら、色んなハプニングや小さな行き違いも起きるのです。


夫は、出来るだけ旅館でのんびりしたいと思う反面、
せっかく旅行に来たのだから、いつも子育てで奮闘している奥さんに、
今日はいっぱい楽しんで欲しいとも思う。


妻は妻で、そこにあるすべての見所を観て回りたいと思う反面、
仕事で疲れている夫をなるべく休ませたあげたいと思う。


文章で書くと、相手思いのとっても仲のよい二人なのですが・・・
この相手を思う気持ちと、自分の思いと、そして変な気遣いが、
些細な事で、ことをややこしくします(笑)


妻がガイドブックで見つけた名所が、もうひとつだったりすると、

夫「何かあんまりやな ここ」
妻「・・・・・・・・・・・」


夫が調べたおすすめのお店に、欲しいものがあんまり無かったりすると。

夫「何か欲しいものないの?」
妻「うんん 別に」
夫「・・・・・・・・・・・」


お互い、色んな感情が心の中に渦巻くわけです(笑)
この「何かすっきりしないな」という気持ちは、
普段の生活でも、時々感じているのでしょう。


考えてみれば、結婚した時、
夫は、妻には最高の幸せを感じていて欲しいと願い。
妻は、誰よりも私が最高の幸せでありたいと願いますよね(笑)


男は単純なので、自分とともに過す女性が”最高”を感じた時、
至福を感じるものものなのですね。


だけど、どっかでお互いが掛け違う?
女性は女性で、彼らに何か与えないとと思ってしまうのでしょう。


僕の妻は、もともと自分の感情にとてもとても正直な女性です。
「嫌なものは嫌っ!」
「欲しいものは欲しいっ!」
「ムカツク事はむかつくねんっ!」 てな感じで、


そこが僕からすると、とってもとっても魅力だったわけです。
だけど、仕事、子育てなどなど日々の日常生活を互いに抱える間に、
妻は妻で、何かを気遣うようになり、
夫は夫で、妻にがまんさせているような気にもなってしまう。


そして心の底で感じている本当の気持ちが見えなくなったりします。
そんな時、何かすっきりしない感を持ってしまうのでしょう。


そんなことを感じたりもしながら家族旅行から帰ったわけですが、
我が家に帰って、奥さんはこんな事を言ってくれるのです。


「旅行、ほん~まに楽しかったなあ(笑)(笑)(笑)」


この一言で、この一言で、僕の全てが癒されるのです。
夫が男として幸せを感じれるわけです。
男と女のバランスが取り戻せるのです。


愛する女性の言う”楽しい”の一言で、男は至福に達するのです。


そして夫もほんまに楽しかったなあ ってなるわけです。


『楽しかったね!!』


ときどき思い出してくださいね。
奥さまが、愛する夫に与えることの出来る最高の喜びは?
あなた自身が感じる” 幸せ ”だということを!

2008/02



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