人生には・・・
多くの時間をかけて、
たくさんのエネルギーを費やし、
強い思いを持って、一生懸命やって来た事が何の意味も持たなかった・・・
そんな風に感じてしまう瞬間が幾度か来る。
それは、転職や今までと違う生き方をする時かも知れないし、
離婚や別れなど大切なものを失ってしまった時、痛みとともに感じるかも知れない。
でも人生に無駄な時間など無く、いつかその事に意味を感じられる時は必ず来る。
また、本当は手放したくない、ずっとやり続けていたい、そんな人生のライフワークの様なものにも意味を感じられなくなる時がある。
求めていた結果につながらなかったり、そしてもう辞めようかとも考えてしまったり。
本当は好きで仕方ない事なのに・・・
実はカウンセリングで、会社を経営されていたり、起業をされた方にどうしてその仕事を始めたの？と聞いてみると、
困っている友人を助けたかったとか、こんな人の役に立ちたかったとか、誰か目の前にいる人のために・・・始めた。と言う話をよく耳にします。
仕事を選ぶきっかけが、誰かを助けたり、誰かの役に立つためにその仕事に就いたという人は周りにも結構いるのではないでしょうか。
今、もしかしたらあなた自身がかつて見ていた”本当の目的”を少し見失っているだけなのかも知れない。
心の成長プロセスではこの”何の意味も感じられない”という『無意味感』は、大きな悟りの前に立ちはだかっていると言います。
もちろん大きな苦悩を経験する時間ではあるけれど、人生をもっとはっきりと飛躍させるチャンスでもあるのです。
幸せになりたい。
成功したい。
夢を叶えたい。
豊かになりたい。
誰かを守りたい。
大切な人を幸せにしたい。
僕たちはもっと”こうなりたい”という色んな目的を感じながら生きています。
だけど、僕たちが意識しているよりもっと大きな自分という存在には”もうひとつの目的”があるようなのです。
それは人生で”こうありたい”という自分の在り方です。
今、もう一度、大好きなことを一番はじめに始めた時のことを思い出してみませんか？
あの時・・・『誰』に『何』を
伝えたかったのだろう？
何を与えたかったのだろう？
何を感じて欲しかったのだろう？
誰の力になりたかったのだろう？
それがあなたの本当の喜びに、そして”在り方”に繋がっていたのではなかっただろうか？
誰に・・・何を・・・・
そのことを思い出せた時、あなたはもう一度あなたの中心に戻っていると思います。
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