あなたはどんな言葉を使って自分にダメ出しをしてる?
”自己肯定感”や”自分を愛する”こと。
それは、人生で出会うどんな問題の解決策の中でも中心的な方法です。
また本当に望む人生を叶えるために、最も重要な取り組みでもあるでしょう。
でも・・・
人間関係、夫婦問題、失敗、仕事との関わり、人生との関わり・・・
様々な出来事の中で僕たちは”自分を愛する”とは逆をしている自分に気付く事があります。
自分を叱っていたり、
自分を責めていたり、
自分を批判したり、
自分を嫌ったり、
カウンセリングでも始めてお話した時に”自分を愛すること”の大切さを伝えながらも、
まず最初の取り組みとして”自分を責めること”をやめよう。
自分を責めていることに気付く度に『もうやめよう』と言おう!
そんな宿題を出す事が多いです。
それほど僕たちは、いつも簡単に自分にダメ出しをする。
でも、どうして僕たちはこれほど自分を責めたがるのだろう?
僕は、生まれる前からの性分とか性格なのではなく、後天的に身に付けて来た事だと考えています。
例えば、僕たちは勉強でもスポーツでも出来ない事を克服するという教育を受けたりまた努力を続けて来ました。
もちろん、そのやり方で身に付けたり、出来る様になった事もありますから、悪いやり方だったと言う事ではありません。
ただ、少し自然に自分のダメな所に目が行ってしまう癖がついているかも・・・知れない。
また、親があなたを怒る時にどんな言葉を使っていたかを少し思い出してみてください。
ダメな子ね。
いつもまでも甘えていないで。
お姉ちゃんなら。
バカじゃないか。etc.
今、大人になって自分自身が自分を叱る時、同じ『言葉』を使っていないだろうか?
子供の頃にその言葉で傷ついたり、また心の少し見えない所で自分が親を残念がらせる”そんな存在”だと信じているかも知れません。
因みに僕は『情けないのう』という親の口癖を今も覚えいる。
僕の場合は、その言葉をで自分を責めると言うよりは、
何かうまく行かない時に、もう一度頑張ろうと言う気持ちより『情けない』と気持ちの方が強くなって動けなくなってしまったり、
また新しい事にチャレンジする時、失敗したら誰かに『情けない』と思われるかも・・・と怖れる気持ちが強くなったりもします。
やっぱり僕たちは良くも悪くも親の言葉や影響を強く受けています。
でもよく考えてみると、その時代や状況の中で本当は親が自分自身に向けて来た言葉なのです。
あなたの真実でも、どの時代にも通ずるこの世界の真実を言っている言葉ではないのです。
そして今、その言葉であなたを支配しているのは、親ではなく自分自身です。
その事に気付いた時、その『言葉』をこれからも信じるのか、もう手放すのかを選択出来ます。
自分を肯定する取り組みはすごく大事ですが、
自分を否定する『言葉』に気付く事もとても重要なのです。
その『言葉』が今のあなたを前向きにしているのか、チャレンジする足を引っ張っているのかを確かめてください。
そしてあなたを応援する言葉ではないのなら、手放してもいいのです。
今あなたに必要なのは、あなたを”応援する”言葉なのです。