パートナーの不倫、浮気・・・
仕事の問題・・・
お金の問題・・・
自分の良いところが見えない・・・
いつも家族や周りの人の事ばかり優先してまう・・・


大切な人があなたを大切に扱ってくれなかったり、
あなたを見下すような人ばかりを引き寄せてしまったり、
自分をちゃんと評価してくれる仕事に就けなかったり、
あなたの本当にやりたい事が出来なかったり、etc.


今もし、あなたが直面している問題の核心には、あなたの心の中にある【無価値感】が影響しているとしたら・・・


【無価値感】とは、心の少し深い所にある気持ちで、文字通り【自分には価値がない】とか【自分はそれに値しない】と感じている感情や思い込みのこと言います。


そしてカウンセリングでは、今経験している現実は心の中の【無価値感】が創り出していると言う観点で心に向き合いその感情を癒やし、今の現実を”本当に願う現実”に変えて行く取り組みをします。


生まれた時は自分に価値を感じられていた

実は、僕がはじめて子供を持った時、ちょうどビデオカメラが一般家庭に普及した頃で、僕もうれしくて普段の部屋で遊んでいる子供の姿を毎日のように録画してはテレビで再生していました。

その頃の子供って、自分がテレビに映し出されると大喜びでテレビの前に近づいて行き、一日中あきることなくうれしそうに笑いながら自分を観ています。


もちろん未だ言葉も分からないので、そこに写っているのが自分だと認識しているのか、友だちだと思っているのか?確かめた事は無かったですが、
僕には神さまにもらった身体と命、そして自分と言う存在が嬉しくて愛おしくて仕方がない。そんな風に見えていました。


幼い子供や赤ちゃんは、劣等感を感じたり、自分のどこかを嫌ったりはしていません。
自分が完全な存在だと知っているのです。そして自分の全てを愛しています。

だから、自分の感じる感情にいつも素直だし、自分がやりたい事を躊躇したり悩んだりもしません。
自分自身が宇宙の中心にいることも知っています。


僕やあなたも皆、生まれた時にはそんな風に感じられていたのです。
自分自身にも、また周りにあるもの全てに”大きな価値”を感じて生きていました。


【無価値感】は生まれたあとで学んだ感情

【無価値感】は生まれた後、大人になるまでの間に経験したりまた感じたりして心に残っている痛み(感情)です。


僕は【無価値感】という言葉を聞くと、いつも2つの情景を思い出します。


1つ目は小さい頃から仲がわるく喧嘩が絶えなかった両親のこと。
自分がその時、無価値感を感じていたと言う記憶があるわけではないのですが、毎晩のように怒鳴り合う二人の声や母に連れられ知り合いの家を転々としていた時の記憶が出て来ます。

2つ目は、小学校の頃、掃除の時間に喧嘩をはじめた友達2人をなんとか喧嘩をやめさえようと必死になっていたところに集まって来た友達が『吉原が止めても無理だよな』と言ったこと。
それもそこで何を感じたと言うはっきりした記憶があるわけでは無いのだけれど、無価値感という言葉で今も記憶に出て来る出来事なので多分相当ショックだった出来事なのだと思うのです(笑)。



そう【無価値感】とは、自分が役に立てなかったとか、誰かを助けることが出来なかった、喜ばせることが出来なかったと感じた時の心の経験や思い込みが作り出す感情です。


また、身近な誰かが否定的なことを言ったり、大切に思う人が自分の価値を認めてくれなかったり、大好きな人が真剣に自分に向き合ってくれないと感じたりすることも【無価値感】を感じるきっかけになります。
両親の離婚や親が自分から離れていったのは、自分にはそれほど”愛される価値が無かったから・・・” と心の深くで感じていることも珍しくはないのです。


生まれた時には全ての存在に価値を感じていた心が、大切な人の心ない言動や、比較されたこと、また失敗したとしたと感じたことや自分が欠けていると思ったことなどで"自分には価値がない"と感じ始めます。


【無価値感】を癒そう

心は真実のように感じている【無価値感】ですが、こうして文章に書いて読んでみると、両親の不仲や離婚の原因は決して子供に愛される価値が無かったからではないし、周りの心ない言葉も今大人になって客観的にみると決して真実ではないことが解ります。


そう痛みとは全て誤解なのです。ただあの頃の純粋だった心はそれがあたかも自分に対する真実のように感じてしまい、また今も心の深い所では【自分には価値が無い】と感じ続けます。


今、心でスッキリと”誤解だったんだ”と感じられないとしても、
まずは頭で【無価値感】とは生まれた後に、経験したことや誰かとの関わりで心が思い込んだ誤解なんだいうことを理解しようとしてみてください。

そして生まれた時は、自分は自分の価値を感じ完全な存在だと感じられていたんだということを心に留めておいてください。



今、イメージの中で・・・



はじめて【自分には価値が無い】と感じた時のことを思い出してみましょう。
正確にそうを感じた出来事や記憶でなくて大丈夫です。

自分に価値が無いとはじめて感じた出来事は?と心に問いかけて、ふと思い出す風景や出来事を信頼してください。



あなたは誰かが幸せそうでない時、自分のことを責めましたか?

あなたは誰かが喜んでない時、自分のせいだと思いましたか?

あなたは頑張っても頑張っても愛してくれないと感じる人がいましたか?

あなたはその人を喜ばせる存在でないことを悲しみましたか?




それでは、今、目を瞑ってその時の自分の目の前に行ってあげてください。

そしてその子を優しく、力強く、抱きしめてあげてください。



「ごめんね、あなたのせいじゃないよ」

「あなたは、あなたのままで素晴らしい価値がある」

「あなたにしかできないあなたの本当の価値がある」



そうあなたが言ってあげてください。



あなたが人生で出会った大好きな人が、何もしないでもその”存在”だけであなたにとっては大きな大きな価値があった。

同じように、あなたを愛する人にとって、あなたはその”存在”だけで大きな価値のある大切な大切な人なのです。



・・・ただ、あなたにあなたの価値を見失わせてしまった人は、
今、あなたが向き合った【無価値感】という苦しい誤解をずっと解けずにいたのかも知れない・・・




今、もう一度、その子を抱きしめたまま「愛している」とその子が安心するまで言い続けてあげてください。


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