パートナーに「別れたい」と言われたり、

相手の行動に疑いを感じ始めたり、

また別居生活が始まったり。



夫婦の間に大きな問題が起こると、

心の中は常に、相手を失うかも知れない。

そんな恐怖でいっぱいになってしまいます。



仕事をしていても、

他の事をしていても、



すぐにその不安や心配が頭をよぎって、

物事に集中できなかったり、楽しめなかったりします。



また、仕事や家事などが終わって、

ひとりの自由な時間になれば、



それはそれで、何かでごまかす事も出来ず、

その事だけで頭がいっぱいになってしまうでしょう。



離れてしまった相手の気持ちの事ばかりを考えていたり。

浮気の証拠ばかり探していたり。

何とか相手の気持ちを取り戻そうと焦ったり。



セミナーやカウンセリングで知った



『執着や期待を手放す事』

『相手を変えようするのではなく自分に目を向ける事』

『今しない方が良い事』も、全部頭では解っているのだけれど、



ついつい詮索してしまったり、

相手に感情をぶつけてしまったり、

相手の気持ちを何とか取り戻そうとメールや電話をしてしまう。



一番苦しい時です。



いろいろアドバイスはしていても、

この時の苦しさは僕もよくよく知っています。



疑う事。

相手に怒りをぶつけたくなる事。

自分を責め続ける事。

相手になんとか解ってもらいたいと”してしまう”事。



してしまった事で自分を責め続けたり、

また自分をがんじがらめに縛り付ける必要は無いですが、

どうしてもその行動をしてしまいたくなる時は、

何がそうさせてしまうのか?

自分の心の中の一番奥にある感情に目を向けて見る事です。



どうしてここまで相手を疑ってしまうのだろう?

どうしてこれほど怒りを感じてしまうのだろう?

どうして相手や自分を責め続けてしまうのだろう?



こんな質問を自分に投げかけて見てください。

『そんなの当たり前の事でしょ』とか、

『普通怒りを感じて当然でしょ』って気持ちが、

出てくるかも知れません。



でももう少しだけ自分の気持ちに向き合って見てください。


すると、



傷つくことが怖い。

相手を許せなくなるのが怖い。

相手を失うことが怖い。

ひとりになることが怖い。



僕たちがどうしてもその行動をしてしまう時というのは、

心の奥では何かに怯えていたり、

ある状況になる事をすごく怖れている事が多いのです。



まず自分が怖がっている事を知ってあげる事。



『私すごく怖いんだ』

『怖がっているんだ』



その事を素直に認めたり、受け入れてあげる事で、

その衝動を少し緩めてあげる事が出来ます。



そして『怖れ』というものは、

人と『つながること』で癒す事が出来ます。

誰かに会いに行ったり、誰かと話をしたり、

またカウンセリングやセミナーに参加する事も良いでしょう。



もうひとつ即効性のある方法は『愛の言葉』を使う事です。

僕たちの心は色んな感情を感じますが、

その元になっているのは愛か怖れのどちらかしかありません。



『怖れ』でいっぱいになっているなら『愛』の言葉を使う。

愛から発生する言葉のひとつに、



『ありがとうございます』感謝の言葉があります。



考えて見ればとても素敵な言葉です。



心が猜疑心でいっぱいになった時、

心が怒りであふれそうになった時、

心が怖れで満たされた時、



『ありがとうございます』を心の中で繰り返します。



感謝する気持ちになれてなくても大丈夫です。

僕のおすすめは数を数えながら繰り返す事です。



ここがポイントです!



苦しくなった時、

まずは500回『ありがとうございます』を繰り返しましょう。


騙されたと思って一度、今やって見てください。




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よしはらなおと【プロフィール】 
吉 原 直 人 
1967年12月6日生まれ。いて座。A型。
自分自身が抱えた離婚問題をきっかけに心理学、カウンセリングの世界へ入っていく。
子供の頃の生い立ちや自分の心とじっくりと向き合い癒しを経験する。
その後カウンセラーとして、夫婦関係をはじめ、子育て、恋愛、様々な問題をサポート。
優しいく包み込む様に行われるカウンセリングは、心を癒し自然にその人本来の姿に戻していく。

● 吉原の詳しいプロフィールはこちら>>



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