うちの夫婦が喧嘩になってしまう理由のひとつに、
『僕が奥さんの話をちゃんと聞いていない』って事がきっかけになる事が結構あるんです。
どんな感じか少し説明すると・・・
家族で食事をしている時に僕が子供に、
「試験いつからだっけ?」って聞いたり、
「夏休みはどこか行く予定あるの?」なんて聞いたりすると、
奥さんが「この前話したやんっ、あなた人の話を全然聞いていないよね(怒)」って感じです・・・汗
奥さんはどこかでその事を、僕に、もしくは僕が居る前で話題にしているのは間違いないのです。
でも僕は、聞いていて忘れている時もあるかも知れないし、でも本当に覚えがない事もある。
仕事と家でくつろいでいる時の心の姿勢は違いますが、
『人の話が聞けていない』って言われると、それはカウンセラーとしては致命的です・・・笑
それでいつも『言った』対『聞いていない』の争いになってしまうので、この前なんでこんな事になるんだろう?って考えてみたのです。
そしたらひとつ気付いた事があって、
それは僕は家で奥さんの話を、いつも『~しながら』聞いている。です!
少しはじめに弁明しておくと、奥さんの話をいい加減な気持ちで聞いているわけではないですよ。笑
ただ、家に居る時って何かをしています。それはテレビを観ながらとかスマホをさわりながらという行動だけではなく、
ご飯を食べている時も頭の中では明日の仕事の準備のことを考えていたり、お金の事を考えていたり、家族旅行を考えていたり・・・
それはきっと僕だけではなく、皆そうなのだと思うのです。
仕事も、家事も、教育も、親戚との付き合いも、etc.
皆、実際にしないといけない事もあるし、やりたい事も、また考える事も沢山あります。
それがごく一般的な家庭人だとも思うのです。
ただ、少し僕たちが子供だった頃の事を思い出してみると、
話を聞いてもらっている時も、遊んでもらっている時も、
真剣に自分に関わってくれている人とそうじゃない人、もしくは同じ人でも真剣に向き合ってもらえていない”時”ってわかりましたよね。
もしかしたら今の僕たちと同じ様に、一緒に生活している親は考えないといけない事が多くて、たまに会う祖父母や親戚の叔父や叔母の方が自分に意識を向けてくれていたかも知れない。
今、ちゃんと自分に向き合ってくれている。・・・それは僕たちにとって、とっても大事な事だったはず。
仕事では意識は全て、話をしてくれている人に向いている。
でも、奥さんにはおそらく『~しながら』聞いている時の方が多いかも知れない。
だから「あなたは人の話を・・・怒」って、でも本当の怒りは話ではなく意識が向いていない事に、なのだろう。
かと言って、どんな時もパートナーの方を向いて真剣に関わらないといけない。って事でも無いと思うのです。
仕事のこと、お金のこと、家族のこと、親戚のことを考えるのもパートナーへの愛があるからだから。
でも時々は・・・
テレビを消して、
スマホを置いて、
頭の中の考え事も全部横に置いて、
あなたの意識とあなたの時間を、100パーセントあなたのパートナーに向けて、関わる時があってもいいのではないでしょうか?
そう”お互い”にね!笑