あなたと歩いた夏祭り

今年もいくつもの恋を彩って

華やかな街へと変えてゆく


あの日あなたを追い掛けて

着慣れぬ浴衣の袖つかみ

人の波にあなたを見失わないよう


与えていたつもりが与えられていた

愛していたつもりが愛されていた

そんなことすら気づけずに


突然降り出す雨の音に寂しさは紛れても

暮れゆく空に想いは募る

遠ざかる祭囃子が過ぎ去った季節を告げる



過ぎ去った季節


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