子供は親を真似て・・・
子供が大きくなるにつれ、誰かに『あなたに似て来たね』って言われると、嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちが入り混じります。
心理学では子供は親を真似て成長していくと言います。
それは容姿ではなく、行動や言動、考え方、そして感情までも・・・
そこまで言われるとなんとか今のうちに修正しておかなきゃって思う気持ちになったりもします(笑)
『完璧主義』
先日、子供の完璧主義についてのご相談がありました。
勉強、部活、生活、容姿・・・ なんでも完全でないと許されない。
容姿については僕たち親も、髪の毛のセットがうまくいかないだけで学校に行けない(笑)って感じていた時代があったことを思い出すでしょう?
”完璧でないと”という気持ちは子供から大人になっていく過程で誰でも経験することだと思うのです。
ただ、絶対に! 失敗は許されない。恥しいことは出来ない。間違いはおかせない・・・
そんな風にあまりに強く思い過ぎると、イライラしたり、自分を許せなくなったり、または切れてしまったり、外に出られなくなったり。
少し手に負えなくなったりすることもあるかも知れません。
ただ、一番苦しいのは本人なのです。
『100点満点』を取らないと思っているのは、実は・・・
さっきの『子供は親を真似て大きくなっていく』。
そのことを思い出すと、もしかすると、完璧主義を手放し切れていないのは僕たちの方かも知れません。
自由、平和、理解、穏やかさ、優しさ・・・ 僕たちの心は”与えてもらったもの”よりも”与えてもらえなかったもの”のことをしっかり覚えています。
もしかしたら”与えてもらえなかったもの”のせいでずっと苦しい経験をして来たかも知れません。
だとしたら子供には絶対同じ経験をさせてくない。と強く感じているでしょう。
それは決して悪いことではないのですが、苦しかった分・・・絶対に!!となってしまうと自分にも完璧を求めてしまいます。
絶体に、怒らないように。
絶体に、感情的にならないように。
絶体に、子供の気持ちを分かってあげられる親に。
絶体に、平和な家庭でなければ。
絶体に・・・
僕たちに与えられた『学び』とは
『自分が親や環境を選んで生まれて来る』
僕はこの考え方を信じています。
そこに”無かったもの”
それは、
その人に”そのもの”について深く深く考える機会を与えてくれます。
”それ”がどれだけ大切なものかに気付くチャンスを与えてくれています。
そしてそこには、その人がこの世界に与えることの出来る最大の才能が隠されていると僕は考えています。
そしてもうひとつ学びがあるとしたら・・・
それは、
あなたも、あなたの親も、あなたの子供も、完璧でなくていいんだ。
と言うことに気付けることだと思う。
あなたが、親として、大人として、人として、一生懸命生きている自分に”これでいいんだ”って思えたら、
きっと子供たちも、早く、あるがままの自分に100点をつけられるようになる。
子供は親を真似て・・・ 前に進めるのだから。
『浮気の心理』『別れたいと言われた』『許せない』『不倫』『別れたい』・・・
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