久しぶりの【ＢＬＯＧのＢｌｏｇ】（笑）の更新ですが・・・
実は今日から下の６年生の子が修学旅行に行っています。
本当は５月の予定だったのですが、今年は色々あってようやく修学旅行に行けたという感じでしょうか。
だからこの一週間ほど、奥さんと子供は修学旅行の準備で大変！
１日目に着て行く服、シーカヤックの服装は？夜は何着て寝るの？もし雨が降ったら？お風呂の準備は etc.etc.
子供の作った『修学旅行のしおり』の持ち物のところを真っ黒にしながら毎日すったもんだ。
母「着替えってなんでこんなに何枚もいるの（怒）」
子「そんなん言うても僕、知らんやん・・」
母「明日ちゃんと先生に聞いて来て！」
子「・・・分かったって」
奥さんに聞くと、確かに５月と１０月では持って行く洋服のかさ（体積）が全然違うんですよね。
出来るだけ荷物を少なくしてあげたい思いも母にはあり、しかも１０月のこの季節は急に寒くなったら・・・ということも考えなくてはいけません。
６年生の子だから、衣装ケースから出した昨年の服が入るわけもなく、無理に手を通してみようとする我が子に、
母「無理やり入れたら破れてしまうやろう－－（怒）」
子「 ・・」
父はただただ大変やなあと思いながら、あまり近づかない様に、
そそくさと食器を洗ったり、洗濯を畳んだり、買い物の運転手をしたり・・・（笑）
そんなこんなでなんとか準備が出来た昨日、子供はご飯を食べながら、
子「明日、僕が居なかったら寂しい？」
兄「別に」←高校生
母「まあ～ でも一日だけやからなあ～」
父「そらちょっと寂しいよ、でも大丈夫」
子「ふ～～ん」
ということで今朝、友達が迎えに来るまでにまた（笑）すったもんだをしながらも、元気に出掛けて行ったわけで。
でも実を言うと、自宅で仕事している僕が”普段居る子がいないこと”に「あれ？」と感じる瞬間が一番多いんだと思われ、
いつも夕方になるとお腹が減った～と言う彼に何か買って帰っておこうかなあとふと考えては、「あっそうか今日は居ないんだ」と思い直したり。
学校から帰って来る時間に必ず聞こえる「ただいま～～」という大きな声が聞こえなかったり。
居間を通る度に「YouTube見ながら宿題したらあかんて！」って言う部屋が今日は真っ暗だったり。
仕事をしているので毎日何か特別な会話をしているわけではないのだけど、いつも賑やかな彼が居ないとやっぱり家の中の空気が随分違うのです。
でも、少し考えて見ると、子供って成長（変化）が早いじゃないですか。
今年、父と出掛ける釣りが何よりも楽しみだったとしても、来年は友達と行く映画の方が面白かったり。
高校生のお兄ちゃんも、小さい頃は父と母と三人でお弁当を持って出かけるのが一番の楽しみだったのが、
今は事ある度に友人とラーメンや焼き肉やカラオケに・・・当たり前の話なのだけど（笑）
そう、でもそうするとずっと一緒には居るけれど６年生のその子とは”今”しか一緒にいられないわけで。
今のその子と、会話すること、楽しむことは”今”しか出来ないのだと思う。
毎日、忙しさや、やらないといけない事や、仕事に追われて、
ちょっと将棋を指すことも、一緒にテレビを観ることも、釣りに行くことも etc.
また明日でいいや、今度でいいや、来年行こうってなってしまう・・・
今のその子とは今しか会えないことを思い出してちょっと無理することがあってもいいかなって思う。
それって実は”子供”だけじゃなかも知れない。
大人も変化のスピードは少し緩やかでも変わっていくよね。
こんな事を書くと「お互いさまやろ－－－」とまた叱られるかも知れないけれど・・・
夫婦仲良くしていても”新婚時代の奥さん”とはもう二度と会えないかも知れないでしょう（笑）
今あなたの傍にいる”今のその人”とは今しか会えない。
そのことを思い出した時、今伝えたいこと、今話したいこと、今楽しみたいこと…
今日今から”して”もいいのかなって思えるのではないでしょうか。
今しか会えないあなたに・・・
明日彼が持ち帰るであろう大量の洗濯物との闘いに備え、
今、十分に体力を蓄えようとしている（笑）奥さんに感謝しつつ、
少しご提案を共有させて頂きたかった次第です（笑）
【プロフィール】
吉 原 直 人
1967年12月6日生まれ。いて座。Ａ型。
自分自身が抱えた離婚問題をきっかけに心理学、カウンセリングの世界へ入っていく。
子供の頃の生い立ちや自分の心とじっくりと向き合い癒しを経験する。
その後カウンセラーとして、夫婦関係をはじめ、子育て、恋愛、様々な問題をサポート。
優しいく包み込む様に行われるカウンセリングは、心を癒し自然にその人本来の姿に戻していく。
Follow me!
