愛されたい という思い
私たちは誰もが『愛されたい』と願っています。
誰かを好きになれば、その人から愛されたいと思うし、
またパートナーや夫婦ならなおさらそう思うでしょう。
時々、もうそんなことは求めていませんとか、あきらめましたという言う人がいますが、
あきらめてるってことは、心の底では求めているってことです。
『愛されたい』と願うことは決して恥ずかしい事でもみっともない事でもありません。
私たちが誰かのことを愛していたり大切に思う時、自然に芽生える心の思い、願いなのです。
愛の種類
でも実は、『愛』にはたくさんの『種類』があります。
放任や自由を与えてもらえるのも相手の心に愛があるからです。
でも、私たちの心は時には束縛されたり、どこにも行かないようにぎゅっと抱きしめていて欲しいと願うこともあります。
また必要として欲しいと切に願っていることもあるかも知れません。
子供の頃を思い出せば、お金も大きな愛の形だったことに間違いはないでしょう。
でも平和が欲しかったり、一緒に居る時間が欲しかったりしたかも知れない。
大切にされるという愛もあれば、その子がどうなれば将来幸せになれるかを少し深く考えた愛の形もあります。
すべて『愛』と言うことに違いはないのだけど、人によって欲しかった『愛』の種類は様々なのです。
自分がどうしても欲しかった、必要にしていた『愛』が無い時、私たちは『愛されていない』と感じました。
復讐
時々、私たちは誰かに愛されなかったせいで・・・
そんな心の深くに隠れた『思い』をもとに、自分の人生に問題を作ってしまうことがあります。
私が幸せになれないのは、あなたが愛を与えてくれなかったから・・・
癒やしの世界ではこの心理のことを『復讐』と呼んでいます。
お金、恋愛、夫婦、仕事、健康 etc.
もし、今、あなたがどうして手に入らない幸せがあることを”変えたい”と思うなら、心の深くに隠れた『復讐心』を見つけてみるのもひとつの方法です。
それほど、あなたにはその『愛』が必要だったのです。
それほど、あなたは誰かにそうして愛して欲しいと切望していたのです。
幸せになるために・・・
私たちが生きるためには『愛』が必要です。
そして誰もが『愛されたい』と言う思いを持ち続けています。
でも『愛』にはいくつもの種類や形がある。
あなたがどうしても必要にしていた『愛』。
でも、その人には、それをあなたに与えることが出来なかった。
もうそのことを許してみませんか?
今までよりももう少し『許そう』とする”気持ち”と『感謝』を多くするように心がけてみてください。
あなたの復讐心が少しずつ溶けていきます。
でももし、心が抵抗を感じるならまずあなたの心の痛みを一緒に癒して行きましょう。